この度は長野市こやま整骨院・整体院の記事を御覧いただきまして誠にありがとうございます。
腰痛の原因疾患として「仙腸関節障害」と呼ばれるものがあります。
日々の利用者さんの中でも、この障害を原因とした腰痛が多いように感じています。
そこで今回はこの仙腸関節障害について記載します。
まず、仙腸関節は(せんちょうかんせつ)と読みます。
この関節は、体幹と脚の境界に位置し、二足歩行時に上半身の重さを支えつつ、脚を通じて地面からの衝撃を受け止めています。
その関節が微小な不適合を生じることで、腰痛やおしり・脚の痛みを生じるとされており、この状態を「仙腸関節炎」または「仙腸関節障害」と呼びます。
一般的には腰殿部痛の原因の約20~30%、腰痛疾患と合併する割合は39%と報告されています。
原因として、重量物の挙上や追突事故、高所からの転落などの明らかな外傷をきっかけに発症する場合もありますが、そのほとんどは猫背などの不良姿勢のままデスクワークを長時間行ったり、長時間運転していたりすることで生じることが多いです。
対処法として、腰や股関節の可動域を広げるように運動を行うことで、仙腸関節への負担を減らすことが有用とされています。
また、施術や体操で仙腸関節の安定性が取れない場合には、骨盤ベルトを用いて日常生活での仙腸関節へのストレスを減らすこともひとつの選択です。
少し堅苦しい話が多くてすいません…。
これからも皆さんにとって有益な情報を発信していきます!
長野県長野市南長池761-5
こやま整骨院・整体院
Comments