【仙腸関節障害】症例紹介
- こやま整骨院

- 10月29日
- 読了時間: 3分
更新日:10月29日

主訴 | 腰痛の改善 |
年齢/性別 | 30代女性 |
通院回数 | 2回 |
通院頻度 | 月2回 |
10年以上前から腰痛を繰り返している患者さんです。
今回、2ヶ月前に稲刈りで負担がかかり腰痛発症。近隣の整形外科を受診し、レントゲンでは骨がすり減っているのが痛みの原因だろうということで湿布の処方と電気治療、そして痛み止めの点滴を行ったようです。
患者さんがおっしゃるには、過去に腰痛を感じたときには長くても1ヶ月程度で治っていたのに、今回は約2ヶ月経過したものの治りが悪いということで当院に相談に来られました。
施術前には、写真左のように痛みによりほとんど前かがみができない状態でした。
また、腰を後ろに反ることもほとんどできません。
整形外科検査、理学所見から骨盤にある「仙腸関節」と呼ばれる関節へのストレスにより症状が生じていると評価しました。
仙腸関節の適合性を悪くするような余計な筋緊張を検査から絞り込み、徒手療法で緩めます。そして、仙腸関節の適合性を高めるように骨盤を徒手で圧迫しながら、立位での前屈・後屈を行いました。
この施術により、施術前が前屈10°であったのが前屈30°まで改善するも、症状が残存しました。
そこで、腰椎の可動性を高めるような施術を追加したところ、前屈角度は写真右のように約80°まで改善。主訴である立ちしゃがみ時の痛みも軽減しました。
施術の反応から仙腸関節を含む骨盤だけではなく脊椎の可動性を改善することが効果が高いと判断し、自宅ケアとして仙腸関節周囲の筋緊張をほぐすマッサージ方法と、脊椎の可動性を高めるストレッチを指導し初回施術は終了しました。

2回目は初回より4週間後に経過評価を行いました。
痛みの程度は初回を10としたら、2~3程度まで改善。
前かがみは手のひらが床にべったりと着くまでに回復していました。
腰を後ろに反る動作の痛みも消失しています。
痛みが軽減し動けるようになったたため、整形外科検査や身体機能を再評価すると、体幹や股関節機能が低下している様子。
さらなる症状の改善と再発予防のために、徒手療法と動作改善のためのトレーニングを行いました。
当院では、今ある症状だけに着目するのではなく、カウンセリングを丁寧に行い、これまでどのような経緯を辿っているのか、病気や治療についてどのように考えているのかなどをお伺いし、対話に基づいた施術を提供します。
また、どこよりも丁寧に整形外科検査や身体機能評価を行うことで痛みの原因を明らかにし、最適な施術をご提案しています。
「どこの整形外科・整骨院にかかったらいいのか分からない」
「自分に合うのか不安」
このように悩んでいる方にこそ、当院がお力になれると思います。
繰り返している痛みや不調でお困りの方、そしてその痛みを根本から改善したい方はお気軽にお問い合わせください。
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長野県長野市南長池761-5
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